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PRIMITIVE TOKYO SPECIAL INTERVIEW & STYLING SHOOTING

2012 - 04 - 30


【PRIMITIVE LONDON】

プリミティブは2010年にLui NemethとAndrew Greenによって始められた、ギャラリー/ブテッィク、そしてレーベル。アートバックグラウンドからきた2人は、革新的な才能のあるクリエーターたちの作品並び、彼ら自身の作品をショーケースできるスペースを作りたいということで開始したプロジェクト。コレクション/シーズンというやり方でなく、デザインされ、作られ、すぐストリートに渡るということを信じている。

ー 何のきっかけでプリミティブをオープンした? ー
ルイは東京出身で、僕も東京に住んでいたことがあって、そこでクリエイティブでとてもおもしろいアンダーグラウンドデザイナーを沢山知っていたんだ。そしてロンドンにきてもそういった才能のある人に会って、こういうデザイナーやアーティストの作品をショーケースできる場所がロンドンに無いから作ろうかということになったんだ。自分たちで自由なことができて、クリエイティブにコラボレートしたりなんでもできる様な場所を作りたかった。それでプリミティブを始めたんだ。

ーデザイナーの選び方は?ー
今までで見たことのないもの

ー新しいテクノロジーを使っている?ー
新しいウェブサイト今年の6月にリニューアルして発表する予定。それは、Primitive Video, Primitive Audio, Primitive Text, Primitive imageと4つのページに分かれていて、毎週、アーティスト/デザイナー/写真家/作家からなどの、各分野から新しいプロジェクトがリリースされるんだ。インターネット上に掲載されるものっていつもすぐ取り上げられて軽いものになってしまうでしょう。でも、私達のウェブサイトではずっと続くアーカイブプロジェクトにしたいんだ。

ーインターネット上のインスピレーションはどこから?ー
VVork.com, TUMBLR, ilikethisart.com, ubu web, piratebay.com, mediafire and filestube

ーなぜロンドン?ー
自分のしたいことをしたいという野望のあるいろんな人達が、沢山の場所から来てるメルティングポッドだから、ロンドンがとても面白いと思うよ。


【NANO AOSHIMA】

LCFを2011に卒業し、ロンドンを拠点としている日本人のデザイナー。
着心地がいいということを重視しデザインされた彼女の卒業コレクションは、スポーツやストリートウェア/日本の木彫りからのインスピレーションをうけている。その洋風と和風を合わしたデザインから、男の子のような強さと、魅力のある女の子らしさも合わせ持ったデザインになっている。身体を大げさにさらさず隠されることで、ボディー本質のエクステンションのようなエレガンスさが表れている。

ー なぜスェット生地? ー
スェットには特に決まった性別、時代性がなく、男女ともに一日、または一週間のどこかでは心地よさのために着る。スェットはカジュアルな生地だけど、それを使って作る事で、逆に洗練されたものや、男らしさの強調、違った女の子らしさを作り出せると思う。

なぜロンドン? ー
制作する基準や、創造性の基準がとても高くて、チャレンジできるから。
大変だけど、その分刺激されるし学べる事がたくさんある。

ー なぜPrimitiveに置くの? ー
オーナーの二人がとっても好き。それにPrimitiveで扱っているデザイナーの作品もその人たちも。すごく素敵な人たちだと思う。彼らがファッションに対して持っている考えにも共感を持てるし、すごく素晴らしいと思う。


【NADIR TEJANI】

NADIR TEJANI のAW12 “STEREOTYPE SERIES”をFAKE SHOWROOMにてプリミティブからプレオーダーできる形で展開。
Nadir TejaniはLondon College of Fashion を2011年卒業した、コンテンポラリーメンズデザイナー。
今回のコレクションでは、ファッションと服作りの固定観念を根本的に崩していき、新しい独断的な厳しく制限されたルールで服を作るということをチャレンジしている。全てのパタンは1つの長方形のみで制限され、全てまっすぐ縫われ、折られたり、身体をベルトなどにより閉められている。シルエットは着物にインスパイアされ、同時に生地の本質をもとに形作られている。EtaProof®の100%コットンファイバーで細かく編まれた生地で作成。 EtaProof®は高密度に糸が編まれており、風や水をとばすと同時に通気性もある。他のピースはタオルとウールフリースで作成。

ー なにがモチベーション? ー
完璧なデザインへの終わりのない探求。最終的な目標は、(自分が)完璧だと思う商品を見つける事、直しの入らない服とか。個人的な成長と共にデザイナーとしての成長が自分をやる気にさせてくれると思う。最終的な物よりも、成長過程に僕はもっと興味がわくんだ。

ー なぜロンドン? ー
変化の街だから。それは個人の事でもあるし人々の考え方も含めて。
ロンドンは自分が誰なのか見つけれた所でもあって、滞在、制作できる事をとっても幸福思うよ

ー なぜPrimitiveに置くの? ー
もとから強い繋がりがあったんだ。始めた頃も同じで、お互いに一緒に成長してきたと思う。Primitiveはただ良いものをお店に置くだけじゃなく、新しい場所を新しい子たちにも提供する。コラボレーションをするときも、彼らはいつも新しい視点を僕の作品に持って来てくれるよ。


【MARCHELLA DVSI】

MARCELLA DVSIは、この生地を三つ編みで編み込まれたユニークな作品をベルリンにいた時期から作成し始め、現在イタリアで作り続けている。ひとつひとつの作品 は、全て違い、同じものを作ることができないという。パタンやスケッチを使わず、思いが行くまま編み込まれている。彼女の作品へのアプローチはファッショ ンというよりかアートに近いものがある。

ー 何があなたをデザイナーにするのですか? ー
私は自分をいわゆるデザイナーとは思ってません。というのも、今やっている事は最初ベルリンに居る時に趣味として始めた事で、私は作る時スケッチだったり、準備をしない私にとって、デザイナーは私がやってる事よりも、もってスカルプターに近いと感じます。

ー ロンドンに移り住むと聞きましたが、ロンドンのどんな所に魅力を感じたのですか? ー
私はすごく小さな街イタリアのヴェローナに近い出身で、他のどこの国からも離されていたし、それは旅をしたときも同じだった。何か新しい刺激を必要としてた私にとって、ロンドンは私のやっている事も含めてすごく合ってると思ったの。

ー なぜPrimitiveに置くの? ー
自分の作品をみせるのに良い機会だと思ったし、オーナーの彼らはとってもいい人で才能もあると思ったから。


【COTTWEILER】

マット・ダインリーとベン・コットレルは大学時代に出会い、人々の着てる服に疑問をもたせるというチャレンジをしようと、共にブランドを立ち上げようという決心をした。これが、COTTWEILER – イギリス発コンセプチュアル・メンズウェア・レーベル。シンプルで機能的で身体にフィットしたデザインを重視したラグジュアリー・カジュアルウェア。主に、ユース・サブカルチャーと、宗教、フェティズムやオカルトなどがミックスされたイメージでデザインされている。シーズンごとのコレクションやリミテッドエディションを発表する他、写真、映像、インスタレーションをアーティストなどとコラボレートし数々のメディアで彼らの世界観を表現。

ー 最初のコレクションからタッスルをモチーフにした作品が多いけど、意味はあるの? ー
スエード・ヘッズが履いていたローファー、タッスルをモチーフにするアイディアが思い浮かんだんだ。つまり、イギリスのユースカルチャーのコンテンポラリーな解釈なんだ。デザインと素材は毎シーズンごと違う物にしているんだ。

ー 若いデザイナーにアドバイスなどは? ー
いつでも自分自身に本能的なことをした方がいい。クールになりたいからという理由で作るより、自分に誠実な好奇心などからきている方が、本物/リアルになると思う。

ー なぜ Primitive でストックされているんですか? ー
ロンドンでのお店とは全然違う物を提供しているから、Primitiveが好きだよ。沢山のお店は同じブランドを扱ってて、似ているルックスのところが多いけど、Primitive では絶対何かユニークな物を見れる上、新しいデザイナーをサポートしているんだ。

【PRIMITIVE TOKYO SECIAL STYLING SHOOTING】